2008-11-23

『避妊手術に行ってきました』


  引き続き古い写真ですみません


 以前から予約をしておいた、避妊手術に行ってきました。電話しとけばいつでもすぐ行けるもんだと思ってたら「数が多いのでスタッフが足らないから、日程調整が必要です」と言われて、今になってしまってました。なんせ何でもが×3なので、病院側も大変だったと思うけど、行き帰りの運搬とかも結構大変だったっす。腕抜けるかとおもったゼ…。一週間後に抜糸があるんですが、観念して車呼ばないとこっちがもたないわ。

 経過は三匹とも順調です。最初一泊入院する予定だったのに、夕方になって「経過が思っていた以上に良好なので、良かったら迎えに来て下さい」と連絡があったくらいでして。

 ナルちょの回復(というか立ち直り)が一番早いです。流石「打たれ強さナンバーワン」猫だけあるわ。どんだけ叱られても、ヘとも感じないという短所が、ここにきて突然長所になるとわ…。何となく食欲を無くしてたのは一晩だけで、腹3針縫ってるってのに(でも傷ってとっても小さいですね、4日で引っ付くそうです) ううーーんと大きな背伸びを繰り返したり、キャットタワーにグイグイ垂直登りしたりしてもうすごいすごい。(病院でも麻酔から覚めた後一人で大暴れして、スタッフを呆れさせたらしいです;)

 しかし痛くないのかなー、猫って幾つになっても噛み付いたり引っ掻きあったりすることから、人間よりは皮膚のたるみが大きくて、同じ動きでも痛みを感じにくい構造になってるなんて聞いたことはあるけれど、それもさもありなんな暴れっぷりです。

 ちなみに一番凹んでたのはサスケでした。傷のこともあっただろうけど、私とですら日頃から一定の距離を置きたがるくらいシャイというか内向的な奴なので、ああいう病院みたいな騒がしい所で見知らぬ人と過ごしたのもストレスだったんじゃないかなと。丸2日くらい地を這うようなローテンションで、フカフカふんわりのご自慢の体毛がぐしゃぐしゃぺったりになって、見るからに「色々落ち込んでるぜ…」ってのを全身で表現しててちと気の毒だったです。
 そんなこんなで3匹の中では一番長く借りてきた猫状態になってましたが、4日目の今日にもなると随分と元気になってきました。サスケも元通りのフワフワになったよ。この分だと抜糸が済んで一週間もしたら、元通りというか前以上に大暴れしそうで、部屋に取り込んだ大量の植物や、引っ張り出してきたお手製のコタツ布団が今から心配なこの頃です。



2008-11-18

『じいっ』


  5ヶ月くらい前の写真が出てきました


 昔の写真を発掘しました。人間にしてみればたった5ヶ月前のことですが、半年で大人になっていく彼らからみれば、5ヶ月も前、なのかも。

 この頃はまだ本棚の上にも上れない頃で(私にとっては)平和な時期でした。でも今ではこの文机の上には一切何も置かれてません。それどころか引き出しを開けて中身を引っ張り出しては紙吹雪にしてしまうので、机の前後を反対にして置いたりしてます。

 最近の彼らのマイブームはといいますと、以前飛びついてへし折ったキャットタワーの土台部分を、自分達が遠くから飛びつくことを繰り返すことで根気よく移動させていき、そこから背伸びをして蛍光灯のヒモを引っ張って電気を点けることだったりします。(最初のうち、夜帰宅したら朝消したはずの灯りが点いていて、本気でギョッとしていた) おまーら、ホントに猫なのか?!



2008-11-12

『しめしめ』


  なんだこりゃ? うりゃっ

 深夜、隣の真っ暗な部屋でいつものように暴れ狂っていた3匹が急に静かになり、かわって「グルルル…」という低い唸り声が聞こえてきていたので「ああーさてはまたよその猫が来てて、ガラス窓越しに睨み合ってるな〜」と暫く放っておいたのですが。
 いつまで経っても唸り声が収まらないんで、何となく気になって見に行ったところ、なんとジャングルジムチックに工作したダンボール遊具の隙間にサクラが前足の先を挟んだまま吠えまくってるじゃありませんか。

 「バッカだなー、何やってたらそうなるんだー?」とか言いながら近付いていくと、既にサクラは罠に掛かった肉食の野生動物と化していて、全身の毛を逆立てて私を威嚇するわ、必死にダンボールを噛み千切って食ってるわ(あと30センチは食わないと外れそうになかったですが)、外そうとして前足に手をかけようとする私に「フンギャー!」と吠えながら噛み付き引っ掻いて全身で猛攻撃をかけてくるわで、まさに内なるサクラ全開。しゃーんなろーな大騒ぎに。(他の二匹は遠巻きにして小さくなっていた)

 足が外れた後は、何事もなかったみたいにふにふにとすり寄ってきてたんですが、翌晩、なぜかまた同じ所に同じ前足を突っ込んで、同じように私を威嚇して引っ掻いて吠えたんで、仕方なくジャングルジムの一部を解体しております。ええはいよく分かりました、アンタが大将ですよ。(がくり)



2008-11-08

『けろっと』


  サスケ:「やれやれ…」

 なるちょの発情期ですが、始まってから6日ほどで去っていきました。今では「あれは何だったんだ?」というくらいけろっとしてまして、すっかりいつものやんちゃな仔猫に戻って日々「模擬戦闘修行」に励んでいます。多分もうウチ引っ越し出来ない…。こんなこともあろうかと、取り壊しになった前の家から持ってきた障子や襖を一部では使ってはいるものの、柱や畳はどうにもなりません。これでもあの手この手を使って相当ガードはしてたんですが、彼らの爪と牙に敵うわけありませんでした。いよいよこの家が取り壊しになるまで住み続けないといけなくなってきてます。

 そいやあと半月ほどで、外に出してあった大型の鉢類を10鉢ほど室内に取り込まないといけないのですが、今はそっちも気掛かりだったりします。いじるなってゆったって、んなの分かるわけないない〜〜



2008-11-02

『秋なのに、春が来ちゃった〜』


  これはサスケですが…(9月頃の)

 3日くらい前から、なるちょ(♀です、名前に惑わされませぬよう)が「きゃるる、きゃるる〜」と甘えたような変な鳴き方をしだしてそれが一日中止まらなくなった上、何かって言うとすぐに畳にすっ転がってはしきりに体をクネクネさせてます。そうなんです、ついになるちょに発情期が来たんです〜〜わーい、おめでとう〜オトナになったねーー! …とばかりも言っていられないみたいなんですよー。

 彼らは本能がさせている発情という衝動を、人間みたいに理性で押さえつけることが出来ないので、お相手が見つかるまでは寝ても覚めても無我夢中でお相手を捜し求めてモヤモヤと満たされないままだし、どこか不安そうでもある鳴き声も一日中聞いていると流石に不憫で、お互いにストレスなんですよね。
 あと発情しているのがなるちょだけで、一日中受け臭いポーズばかりとって、一向にいつもの模擬戦闘訓練(修行)に加わらないなるちょを他の2匹が不思議そうに見ていたり、時に軽く苛めてみたり、ついには遠巻きにしたりと、何だかそういう光景も見ていて忍びないなぁと思ったり。

 あと一番宜しくないのは、拾ったときには既に去勢されていた、御年10才overのオッチャン猫、上ニャンが、なるちょのお色気の術にすっかりヤラレてしまい、昔の華やかなりし頃を思いだしてはなるちょを襲ってばかりいて、いやはやもうどうにもこうにもな感じなのですよ〜。

 なので、そろそろ避妊手術のことを真面目に考える時が来たなぁという感じです。「まさかこんなに早く発情…?!」と最初は意外だったんですが、ものの本によれば生後3ヶ月でなんていうオマセさんもいるらしく、平均では7−8ヶ月とのことなので、GWに拾った時には既に生後30−40日だったなるちょ達も、気付けばすっかりその範疇なのですよね。

 しかし拾ってから暫くは一番チビだったのに、なるちょってばいつの間に〜。何だか感慨深いっす。



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          ―― 2008年11月分ニャニャ班記 (2008年11月2日〜11月23日) ――