2008-05-30


  猫草って、何歳位からやればいいの?



2008-05-26


 にゃにゃ班の3匹は、以前より明らかに寝ている時間が長くなってきました。木にぶら下がって一生の殆どを過ごすナマケモノも、子供の頃は活発に動き回るということですが、我が家のギャング達もいよいよホンモノの「寝子」になってきたようです。
 とはいうものの、朝の4時半にご飯をねだる大合唱アピール&暴走をすることを覚えてしまって、どうしてくれようって感じ。その時間は遠慮しなくていいから、もっと寝子になって欲しいのに。
 やー世の母親ってすごいねー。

  疑似喧嘩が日増しにハードに…



2008-05-24


 イベントが終わって何かと一気に弛緩したせい?か、自分でもびっくりするほどナチュラルにアニナル見忘れた…(ホムセンのペット&ガーデニングコーナーにどっぷりハマッてました。もう店に住むか従業員になれって感じ)


 にゃにゃ班は見事に「ちびっ子ギャング」と化しまして、日々恐ろしいほど元気一杯です。
 体重も3週間で500g近く増えました。モリモリ食べてあっという間に倍以上です。凄い勢いでキャットフードが無くなっていくので、頑張って働こうという気にはなってます。(笑)

  手前ナルト、奥サクラ

 ↑ナルトの人懐っこさと好奇心の旺盛さは相変わらずで、人間大好きな甘えん坊です。兄弟への遠慮や人間へに対する挨拶までマスター。

  サクラ。両前足の指が一本だけ薄い

 ↑サクラは一番人間に懐いてないうえ、レバーの入ったウエットフードだけ頑として食べない(←病院で回虫駆除の薬を投薬された時、レバー系のエサに混ぜて無理矢理口に突っ込まれたため)という、にゃにゃ班では一番頑固で自分本位でしゃーんなろーな、ある意味最も猫らしい猫になってます。また先住猫のメタボな上ニャンに対して、唯一全く警戒心や恐怖心を抱いていない、大胆不敵なところも。

  サスケ。尻尾の先が折れ曲がってます

 ↑ちょっとビビリ君な所があるものの、相変わらず体は一番大きく、おおむね人懐っこいです。高いところで寝ているうちに、寝ぼけて落ちる回数が最も多いおっとりさん。

 3匹とも遊ぶときは激しい取っ組み合いをして部屋中を転げ回るものの、お腹一杯だったり眠かったりすると笑っちゃうくらい仲がいいです。
 ナルトだのサスケだのという名前を付けてしまったせいで、その2匹がぴったりと寄り添って互いにお尻の穴を熱心に舐めあったりしているのを見ると、何やらミョ〜〜な気持ちになりますが。



2008-05-14


 再掲載連載、長いことお付き合い下さってありがとうございました。当時あれを書いたことが、今回のオンリー新刊の「偽りの面」の下地となって繋がっていったのは間違いない…というか、端々似てますね。


 にゃにゃ班との暮らしには、最近ようやく慣れてきました。一日にどのくらい水やエサを必要とするのかとか、遊びや睡眠のパターンとか。もう化粧道具からアクセサリーから古道具から、全て一通り彼らのイタズラの洗礼を受けて対策を取りましたので、暫くは大丈夫…と思うのが甘いのですよね。翌日帰ってきてみれば、早くも意外性ナンバーワンの者ども(特にナルトは本当に賢いです。猫じゃないみたい)に再びドッカーン!と崩壊させられてますんで、ここは是非ひろーいココロで中忍を見習……えるといなぁ〜〜ははははーー。(こめかみピクピク)

 でもてっきり無くしたとばかり思っていた大事な指輪が、ひょっこり彼らの手によって出てきたり(指輪サッカーしてた)、面倒くさくてしてなかった色んなところの掃除が、フカフカの彼らによって日々進められているので、よしとしておこう。

  左ナルト、右サスケ

 ところで拾ったときから既に各々の性格がかなりはっきりしていたので、てっきり性別は名前の通り「オス2匹、メス1匹」くらいの感じだろうと思っていたのですが、「全部メスみたいですね」とあっさりツナデ先生に言われて一瞬呆然。
 先住猫(オス・10才)のメタボなカカシ先生(緑のお揃いのリボン付けました)を加えた5匹で「にゃにゃ班プレイ」を楽しむはずがぁぁ〜!

 でもツナデ先生曰く「うーん、でもここまで小さいと、はっきりとは分からないですね。もしかしたらまだタマが降りてきてないだけかもしれないし」
 何だかその言葉にちょっと赤面してしまったゼィ…。(18禁話書いてるようなヤツがか?) でもお年頃になったらひょっこり降臨してくれても構わないよ?>ナルコ、サスコ

 種類を訊ねたところ「メインクーンのミックスの可能性が高い」とのこと。そう、サクラだけが短毛なので、両親は長毛×短毛なのではないかと思われます。
「ロングコートは毛が絡まりやすいので、今からクシを入れる習慣を付けておかないと、将来ブラッシングが嫌いな猫になると切るしかないから大変よ」とご指導も頂いております。自分以外の毛を梳かすなんて、リカちゃん人形以来かも。

 ちなみに今の上ニャン(先住猫)は、かねてから私に「ビビリ君」と言われ続けていただけあって、下ニャンと柵越しに目が合っただけで大慌てで逃げ回ります。(またはパニックになってフーッ!と威嚇する) プレイなんて当分無理!

 

 三匹が揃っている写真が撮れるのは、寝ているときだけ。よくカレンダーとかで、子猫が何匹も揃ってブレずにしかもきちんとしたポーズで撮れているのを見るけど、一体どんな高等術を使ったんだろう。信じられない。

 最近では私のパンツの裾から勢いよく駆け上がって、頭の上や肩の上で場所取りのための喧嘩(力比べ)をするようになってます。昔「ニャンまげに飛びつこう!」とかいうCMがありまして(すみませんこれ関東だけかも)、当時このニャンの着ぐるみに飛びつきたくて仕方なかったのですが、まさか自分がニャンに飛びつかれる日が来ようとは…。この先無傷でオンリーに行けたら奇跡だ



2008-05-12


 その後のにゃにゃ班ですが。

 家に着いた日には病院に行ってきました。検査の結果、気になるような病気等はなく、ホッと一安心。ちなみに病院で「ナルト、サスケ…」とはとても言えそうになかったので、山菜を採りに行って採れた子だから「タラ」(=タラの芽)、「コゴミ」(=クサソテツ)、「アイコ」(=ミヤマイラクサ)としました。(いずれも東北での呼び方です)

  ナルト(タラ)

 ↑ナルトとサスケが余りに似ているので、病院での判別用に急遽その辺にあったリボンを付けてました。(今ではちゃんと青・ピンク・オレンジのリボンをしてます。以外と緑を加えた4色が揃っている可愛いリボンてないもので、『どんだけ猫で妄想したいんだ自分…』と己にツッコミつつもムキになって探した探した)
 

  サスケ(コゴミ)

 ところがスパコミの夜あたりから、急に全員が揃って下しだしたため、回虫駆除の薬を飲ませに病院に行ったりしてたのですが、実は原因は全く別の所にあったみたいなのです。

 なんかおかしいなぁと一晩様子を見ていたところ、翌日いよいよ全員で吐きだしたので慌ててまたまた病院へ。待っている間にも一番体の大きかったはずのサスケが最も重篤になってしまい、たった三日で体重が480gから380gにまで減ってしまったせいで、あれよあれよという間に診察台の上で立てなくなったかと思うとどんどん体が冷たくなっていき、その場の全員がもうダメかもと思うほどの低血糖状態に。なのに幼すぎの上痩せすぎなので点滴が血管に入らず、皮下注射も「ここまで弱り切ってると間に合うか分からないよ」と宣言されつつも縋るような思いで即入院。そう、サスケ君は一人里抜けしてしまったのです。(そいやサスケってその昔、仮死状態になったこと何回もあったよね…(笑))

 他の2匹も皮下点滴とブドウ糖の口径投与を受けて帰ったのですが、その夜は今にも緊急の電話がかかってくるんじゃないかと、なかなか寝付けなかったです。「本当に連れ帰ってきて良かったんだろうか」とか、「私がサスケなんて名前付けたからだー」とか、周囲が聞いたら失笑間違いなしなことまで延々考えちゃって、翌日も一日ぼーっと過ごしてました。

 でも子猫の生命力って凄いですね。翌日電話を貰って慌てて病院に駆けつけると、大量のブドウ糖と皮下点滴が効きまくって、自分で餌が食べられるまでにケロリと回復したサスケが、待合室で美人の看護師さん4人に代わる代わる抱っこされていて「は??…ハレぇ…?」でした。
「なんだよお前ばっか!ずるいってばよ!」と思ったのは、再度の点滴のために一緒に連れて行ったナルト達だけではありませぬよ。

「この手の生き物はゼンマイ仕掛けなところがあって、ネジが巻かれているうちはいいけど、止まる時がいきなりなんですよ」とは、両手が傷だらけのため大迫力のツナデ先生。『如何にネジを巻いてやって、その間に自力で食べて貰えるように持っていくか』がカギなんだそうです。確かに家で与えて下さいと渡された超高級猫缶は、研究し尽くされているだけあって、私の作る料理なんかより遥かにイイ匂いがしてて、真剣に食べたいと思いました。いや、私が食べてては話にならんのですが、塩加えてパンやクラッカーに付けたら絶対ムチャクチャ旨いぞこれ…(じゅるり)

 結局、もう既に離乳していた(らしい)子猫に、子猫用のミルクを餌に混ぜてやっていたことが体調不良の原因だったようで、知らなかったとはいえ今でも後悔しきりです。試しに先住猫の上ニャン(オス・10才くらい)に同じミルクを少しだけやってみたところ、喜んで舐めたまでは良かったものの、翌日やっぱり下しました。(酷) 
 驚くほどきっぱりと乳離れが出来る猫を尊敬しつつ、いつまでも乳離れが出来ない人間を省みた一日でありました。

  サクラ(アイコ)

 そして今ではカリカリとウエットフードと水で元気一杯。3時間おきに起きて1時間たっぷり取っ組み合いをしたり部屋中をかけずり回ったりするせいで、食べても食べてもなかなか体重は増えませんが、病院の診察台の上で断末魔な叫びを上げて倒れていたあれは一体何だったんだ??というくらい、今では全員すっかり健康になってます。

 と、また随分と長くなりましたので一旦この辺で。
 またまた続きます…。



2008-05-09

◆ 裏書庫に再掲載「手についた血」16をUPしました


 音沙汰無しで失礼しました。あれからもずっと猫達の世話に明け暮れておりまして(連日病院通いしてました…)、とても書き下ろしをやっている時間が無いので、再掲載の方を進めておきます。

 しっかし何でもかんでもが軒並み×3になるというのは、覚悟していたとは言えやっぱ大変ですね。まぁそれも慣れればなんてーことないのかもですが。
 先住猫については元々は半野良だったんですが、かなり大きくなってたのを2年かけてゆっくり住み着かせてるんで、あんなか弱い子猫を育てるのは初めてなこともあり、何をするにもおっかなびっくり状態です。
 でも今を乗り切れれば、後はもう何が来てもきっと乗り切れるはず! どんな世話をやってても病院で引っかかれても噛み付かれても、すぐにほにゃほにゃ〜と癒されるので、幸せ〜〜でへへへ〜。


 「山菜を採りに行ったはずが子猫を持って帰ってきた」と、宿の御主人にも親にも呆れられまくったその後ですが。

 

 真ん中のサスケ、顔怖い…。

 30キロ先の大きな町のホムセンまで必要そうなものをひと揃い買いに行ったのですが、その場で子猫に対する知識が殆どないことを痛感。(スパコミ会場で質問攻めに遭った猫スキーの皆様、ありがとうございます!)

 とにかく食欲旺盛で、皿の上をどんだけぴっかぴかにしても「ぜんっぜん足りねぇぇ〜!」と3匹で力一杯鳴き続けて、宿の方達にムチャクチャ迷惑かけてんじゃないかと一日中冷や汗でした。しかし一体何日放置されてたんだろう。でも地元民に言わせると、その山は狐や鷹が沢山いる所なので、最長でも2、3日がいいところなのではとの事。

 

 そして翌日帰宅日。にゃにゃ班、いよいよ700キロの大旅行に出発!
 (奥サスケ、常に飛び出す機会を狙っているナルトは左。ちなみにこの頃の体重はサスケ480g、ナルト420g、サクラ410g。ペットボトルより遥かに軽く、体は骨と皮だけでして、まるで茶色い綿を掴んでいる感じです)

 

 新幹線を待つまでの時間、近くの河川敷公園で遊びました〜。が、彼らは広く明るい芝の上より、暗くて狭いベンチの下の方が遥かに好きでした。もうちゃんと猫なんだねぇ。

 

 そして4時間半後、移動任務無事終了。新幹線や電車の中では不思議と鳴かずに、ずっと寝こけてました。道中周囲の人達が代わる代わる覗き込んできて、そのリアクションを観察したり話をしたりするのが面白かったです。(右サクラ、左ナルト)

 またまた続きます…。(実は本当に大変なのはここからだったのよ)



08-05-05

 昨日午後、例年になく山笑う(既に微笑みではなく、笑い転げる感じ?)里山より帰って参りました。
 今回はお楽しみの山菜もダメだろうなと半ば諦めていたのですが、いつも食べているやつは最後の最後の部分をちょこっとだけ山からお裾分けして貰い、更にいつもの年だったらとても食べられない初夏の山菜も楽しめたので、一挙両得、しかも連日日焼け止めなんて全く効きやしないピーカンの晴天に終日恵まれて良い旅でした。

 ところでもう何回目になるか分からないほど通い詰めている新幹線&車で4時間半ほどの彼の地なんですが、今回初めて思いもよらないハプニングに遭遇しまして。

 というのも、宿付近では殆ど山菜が終わっていて採れないうえ、御主人が別件で珍しく手が放せないということで「じゃあいつもの所に一人で行ってきます〜」とまずはダム湖まで行き、そこからまた山へと車で分け入って、最後にあった人家から更に30分近く山中へと登った↓↓のですが。

 

 クルクルと巻いてある部分を食するクサソテツも、大半が8割方広がってしまっていて、採る気が起こらず…。

 

 流れの速い川を越えて、対岸まで探しに行ったのに何も見つからず、ついに今まで一度も行ったことのない頂上を付近を目指して車を走らせたのですが…。

 

 10分ほど登った所で、道路の真ん中に何かが数匹固まって蹲っているのを発見。(最初ヨタヨタコロコロしているので、タヌキの子だと思った)
 ところが写真を撮ろうと車を止めてそーっと近付いたところ、ミーミーいいながらトコトコと寄ってきて子猫である事が判明。そしてガードレールの向こうの大きな切り株の下には、彼らを入れてきたと思しきダンボール箱が置いてあって「あああー!そんなあぁぁー!(涙)」と図らずも運命の出会いをしてしまったのです。

 もう山菜の事なんてその瞬間からすっかり飛んでて、車の中に放り込むや否や、頭の中ではどうやってこいつらを無事自宅に連れて帰るかばっかり考えてた気が。
 そうこうするうちにも、彼らはレンタカーの中を好き放題かけずり回り、しまいには「あれ?なんか大人しくなったぞ?」と思ったら、私が宿で詰めて持ってきた弁当の分厚い包みを食い破って、何とかして中のものを食べんと決死の努力中だったりして、また「はううぅ〜〜もう二度とお前達に苦労はさせないよおぉ〜〜!」とひもじさ限界の姿に涙・涙…。
 ったく誰だこんなとこに捨てたのーー!(怒)

   では三匹の紹介なぞ…

 ↑こいつはとにかくよく鳴きます。何かしら訴えたいことが常にあるらしい。一番小さいのに一番走るのが速い。どこでも登るし飛び降りるので心臓に悪い。(写真は車の窓ガラス付近)好奇心の塊で全く落ち着きがなく、こんな年頃にしては食欲よりも睡眠よりも好奇心が最優先。一番小さいのに警戒心が薄く、人が大好き。撫でるとすぐにゴロゴロと大きく喉を鳴らして、隙あらばスポンをよじ登ってきます。ナルトと命名。(笑) (しかも今、腹を壊してます…)

 

 ↑こいつは一番体が大きくて押しくらが強く、ご飯競争は常に一位。但し人を警戒する事を覚えてしまっていて、撫でようと不用意に手を出すと「シャーッ!」と威嚇します。(雫はそんなの頭から無視して、アタシ色に染めるべく擦り込みに精を出してますが、彼にはそんな私がどう見えているんだろう…(笑)) 普段は目に見えて落ち着いていて、子猫らしさは一番少なめ。乗せられた車の中でも一匹だけうろつかずに、ずっと寝てました。もちろんサスケと呼ぶことに。

 
 
 ↑長い被毛のサスケやナルトと比べると、少し毛色や毛並みが違う子(短くて量が多い)。性格は控え目なうえナルトと変わらない低体重のため、じゃれ合いになると一番弱い。ナルトほど人に興味も示さないけれど、サスケほど警戒することもない一番フラットな性格。一人遊びが好きで顔がビックリするくらい小さい。流れによりサクラと命名。

 ということで、すっかり保護欲を掻き立てられてしまって中忍風を吹かした?雫は、上記の3匹を遠路遙々連れ帰る訳ですが、すみません以下は後日に続きます。もう拾ってからというもの連日振り回されっぱなしで(いえ、進んで振り回されてるんで世話ないですが)眠すぎ…。





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          ―― 2008年5月分ニャニャ班記 (2008年5月1日〜5月30日) ――