2011-01-30

『猫の嗅覚』

 ぺしぺしっ!


 ダンゾウがますます人懐っこくなり、グイグイ押してきてます。エサは今し方たっぷり食べたはずなのに、朝庭の鉢植えに水をやっている後ろをまるで金魚のフンみたいに追いかけてきては、足元で盛んにスリスリしてます。(その間、上ニャンは室内で吠え続ける)
 ドアを開けて屋内に入る時は気をつけていないと、何としても外に出てやろうとしている上ニャンが逃げてしまいそうになるので、毎回ヒヤヒヤ。

 上手く裏をかいて室内に入ったら入ったで、今度はたっぷり5分間は私の足に付いたダンゾウの匂いを夢中で嗅いでます。人間には無臭なんで全く分かんないんですが…何がいいんだか。今後暫くはこのループで時間を食いそうなので、「朝が寒くて起きられん…」と布団の中でいつまでもグダってる暇は無くなりました。良い面が全くないわけでもないダンダン襲来です。



2011-01-27

『振り回される役回り』

 俺に触るとヤケドパンチするぜ


 ダンゾウは毎朝来ていたかと思うと、一日来なかったり、かと思うと一日3回来てみたりと気紛れです。
 そんな敵忍?に毎回いいように振り回されているのが上ニャン。年配の牡だから尚更みたいです。若くて外の世界と接触の少ない下ニャン達は「???」てな感じで耳をそばだててるだけですが、「オレの里に勝手に入ってきてエサをねだってるのは誰だ!」てな感じで、いつもそわそわと家中を歩き回ってはガオガオピーピー鳴いてます。
 でも火影様(わし)は、不憫なダンダンを見捨てておけないのだよ。許せ上ニャン。



2011-01-24

『五人目の男の名は…?』

ゴニンメ……誰だ?


 二日間留守にしていたから(エサは少し置いてきたけど)、アイツどうなったかな…と思ってましたが、日曜の朝イベント会場に向かうために外に出たらちゃっかり玄関の前で張り込んでました。>五人目の男
 そして二人前をペロリ。その後も朝だけでなく夜まで張り込むようになって、同じように2匹分を平らげてます。(計4匹分/1日)
 Bさんに会ったとき五匹目の野良猫の話をしたら、「じゃあ(猫の名前は)ダンゾウは?」と言われました。(笑) 確かにそここそ年とってるみたいだし、主張の強すぎるマイウェイな感じはダンダンに近いかも。しかも昨日見たら目の上に真新しい怪我をしててちょこっとだけど血が出てたから、斜めに包帯巻いてあげたい感じ。
 でもダンダンは24時間家の中だけで過ごすのは無理だろうからなぁ。自由気ままが性に合ってるだろうから、寒さを凌げる暖かいダンボールハウスでも作ってみるかなぁ。



2011-01-20

『五人目の男』

 猫の舌って伸びるね。何かと思った

 一昨日、仕事から帰ってきたら道の向こうからギャーギャーと派手に鳴きながら1匹のサバ猫が真っ直ぐ歩いてきて、そのままナチュラルに我が家に入ってこようとするんで、コラコラ待ちなさいと押し止めて、仕方ないから玄関の外でエサと水をやりました。そしたら上ニャンが食べる二日分くらいの量をものの10分ほどで平らげて去っていったんですが、翌朝ドアを開けたらもうそこに座って待っとる…!!(そしてものすごく大きな声で鳴きわめく)
 そうして今朝もまた、明けた途端駆け寄ってきて…!!!

 なんだか近所中に丸聞こえなのを分かってて鳴いてる気がしてならんのですが、その猫はクリスマスに引っ越していった二軒向こうの方がエサをやっていた地域猫ではないかと思われ…。
 しょうがないからまたエサやりました。
 今度は1日分を5分で平らげて去っていった。伝説の立ち食いそば屋荒しか!

 そんなこんなで、どうも我が家は都合のいい駅前のソバ屋と認定された気がします。そのうち家に入ってきたら…と思うと頭が痛いですが(家中大パニック必至)、出来ることならこのまま食い逃げを続けて欲しいこの頃。どうなることやら。



2011-01-17

『敵襲ーーッ!!』

 めくってみれば2

 年末年始のTV番組見たさに、原稿中無理して家にファイバー引いたり薄型TV買ったりしてようやく何とか血デジ化に漕ぎ着けたというのに、今頃になって突然大家から「全戸対象に無料でアンテナ付けるんで協力宜しく」というおふれが出まして。
 一度は余りに面倒なんで断ったんですが、ついにどうしても断り切れなくなって、渋々ながら昨日工事をしました。もう〜なんで今頃〜(ブツブツ)

 でも一番迷惑を被ったのは、他でもない猫たちなのかも。アルミ脚立を持った人達がどやどやガチャガチャとやってきて、宅内外を頻繁に行き来するわ屋根には登るわ(室内震度3)で、上ニャン、なるちょ、サクラは大パニック!!
 上ニャンはコタツに隠遁、なるちょとサクラは私があれほど時間をかけて入れないように改造した押し入れを、あっさりとブチ破っての隠遁。みな1時間後に業者が帰るまでコトリとも音をさせませんでした。
 でもサスケだけは平気でびっくり。窓ガラスに両手をかけて興味深げに窓の外を見上げているうち、見ず知らずの電気屋さんに「おうっ?」とか声掛けられてるし。

 サスケ…成長したなお前…(親バカ)
 恐らくこれは子供の時に危篤になり、動物病院にお泊まりしてスタッフに代わる代わる世話して貰ったこととかも効いてるんだろうなと推察。
 兎にも角にも「箱入り」は一長一短ありますね。次に引っ越す時は、みんなを呼べるような所がいいなぁ。猫は大いに迷惑かもだけど、少しは人間との暮らしにも慣れて貰わないと。



2011-01-13

『ついにサスケが怒った』

 めくってみれば

 去勢してるにもかかわらず、相変わらず下ニャン達を追いかけ回しては首根っこを押さえて馬乗りになり、交尾の真似事をしている(本人は至って本気と思われる)上ニャンですが、先日ついにサスケがブチギレました。
 いつもなら後ろ足キックで逃げ出してそのままのはずが、向き合って「シャー!!」と唸ったかと思うと、前足で強烈な猫パンチドリ(笑)を発動→→→顔面クリーンヒット!

 三匹の中ではサスケが一番気が短いうえ、今までもハンパない唸り声を上げて嫌がっていたので、こりゃいつかは反撃されるなと思ってたら案の定でした。でも怪我はしてないんで、あんなにカッカしてたのに一応加減してたらしいところは見上げたもんです。
 でもそれ以来すっかり懲りたらしく、上ニャンはサスケには仕掛けていかなくなってます。猫って実は合理主義だなぁと思うこの頃。



2011-01-10

『猫っ毛、ワタシもです』

 猫のあくびもうつるね

 サスケぼっちゃん、今年になって随分と胸のまわりのタテガミ?部分が立派になってきました。なるちょとは明らかに毛の生え方が違ってきてます。
 なるちょは直毛フワフワ、サスケはウエーブでしっとり。サクラは硬めでツヤツヤ。
 ああ…どのタイプでもいいから、私ももう少し立派な感じなりたい。人間の猫っ毛(しかも少ない)というのは何かと始末が悪いです。



2011-01-07

『首輪ちぎり』

 扇風機の写輪なぐあいが好きだぜ

 サスケとサクラは、もうずっと同じ首輪(リボンや髪を縛るゴム製)を何の疑問も持たずに大人しく下げてるんですが、どういうわけかなるちょだけが、どんな素材のどんな首輪をあつらえてやっても、数日以内にはちぎってしまいます。
 そのたびに電話番号と名前の刻印されたネームプレートを探し出してはまたセットしてやるんですが、どんなに長くても1ヶ月、短いと半日もたずにまたちぎる…。

 お釈迦様に頭の輪っかをセットされた悟空みたく、自由を奪われるような気になってるとか? まさかなぁ。
 三匹の中では一番どーんとしていて物怖じしないはずのなるちょですが、なぜか首輪だけは神経質に反応して、何時間かかっても首を曲げたりよじったりして、囓って切り取ってしまいます。(猫の柔軟さって凄いね)
 気持ち悪い?のかな。でも万が一外に出てしまって行方不明になった時のことを考えると、まぁいいかとも思い切れないでいたりします。
 なるちょの首輪外しにかける執念というかド根性には感服するけど、もう手持ちのリボンも残り少ないんで、飼い主としてはいい加減慣れるか諦めるかして貰いたいところです。



2011-01-04

『巨大猫』

 背中のは家来のちびナルトだ

 正月に親戚の家に行ったら、飼ってる若猫の大きさにびっくり。捨て猫だったんですが、猫って言うより動物園の猛獣舎にいそうなナントカキャットみたいな模様と大きさだった。
 しかも近くによって匂いを嗅ぐと、やたらとケモノ臭い…;(うちのはほぼ無臭)これじゃあネズミなんてすぐに気付いて逃げてしまうんじゃないだろかとか。
 でも体調はどこも悪くないし、一緒に飼われている他の猫達は匂わないのに、その子だけが猫にあるまじき匂いってどういう…?
 外に出て行って山歩きをしている間に野生化…というのではなく、生まれたときに突然変異で飼い猫が野生の猫みたく生まれつくことってあるんですかね? 先祖返りみたいな。



2011-01-01

『猫は十二支に入れなかったしニャ』

 寝正月365日

 日中のうらうらとした暖かい日は、こんな風に窓辺でぶっ倒れて寝てます。触ると熱いくらいに温まってる〜。
 ホットカーペットなどでも余りに体が熱くなってくると、そこから離れて涼しい日陰で体を冷ましてる姿が可笑しいです。まるで両生類みたい。




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         ―― 2011年1月分ニャニャ班記 (2011年1月1日〜1月30日) ――