『猫との呼吸』
暑いのよしゃーんなろー！夏場のサクラ。ＤＩＹで作った元本棚が夏場のお気に入りスペースでした。
里の外の猫、シャム猫オロ子との話を一つ。
彼女は人間との距離がやたらに近い子で、我が家の４匹とは明らかに人間との距離の取り方が違っています。ウチの連中は動いている人間の足下に突撃せんばかりにすり寄ってきたりはしないし、立っている足に体を擦りつけてくるようなこともないのですが、オロ子はまるで犬のように後ろをついてきては「なんか頂戴〜〜くれるまでつきまとって鳴きまくってやるわぁぁぁ〜〜！！」と大声でアピールしながら体をぶつけるようにして擦りつけてくるタイプ。
かねてからそれが危ないなぁと思って気をつけていたのですが、１ヶ月ほど前、エサ欲しさに勢い余ってウチの玄関から無理やり入ってこようとして、ついに私に前足を踏まれてしまいまして。
すんごい声でした。夜間だったので、恐らく近所の人たち数十人全員が耳にしたかと思うのですが、その瞬間完全に私が虐待したことになった被害者意識満々な絶叫でした。もちろんオロ子に怪我は無かったですよ。猫ってちょっと…いやかなり大袈裟な生き物で、その回路のプッツン具合が面白くも時に面倒だったりするわけです。
けどそんな痛い思いしても食い気には勝てないんですね。やー猫だなぁ。ウチ一軒くらいルートから外したところで他でも貰いまくってるからどうってことないはずなのに、また性懲りもなくやってきてて苦笑いです。
ヤツに玄関の扉を散々ぱら引っかかれて呼ばれた私が下駄を履いて玄関から出ていくと、１０ｍ以上も距離を取ってエサを待つというあからさますぎる対応が二週間ほど続いてたんですが、その後は１−２ｍずつ縮まってきて、今では常に５０ｃｍほどの距離を保てるようになっています。少なくとも私との適正距離はマスターしてくれた模様。（ウチの４匹も皆その程度の距離感です。踏んだことはないですが）
でも今回の件でふと疑問に思ったんだけど、オロ子の本来の飼い主さんは、今まで一度もそういう事故を起こしたことがなかったんですかね？ もし生まれてこのかたずっとその信頼関係が結ばれてて私のことも無条件で信じてくれてたのだったら、なんだか申し訳ないです；（私も猫ってのはそこまでベタベタには絡みつかないものと認識しているので）
まぁそんな両者だったので、遅かれ早かれ、私とオロ子はどのみちいつかは事故って互いの距離を修正をすることにはなってたんでしょう。
踏まれた後、オロ子は５０ｃｍの距離を保ってあの大きなダミ声でエサをねだらなくなったかわりに、無言で玄関を叩いて要求するようになりました。（若干薄気味悪い時アリ）
まぁ踏んだことでヤツにえげつない脅しをかけた形になったのだったら重ね重ね申し訳ないけど、私は最終的にこうなってくれてお互い良かったんじゃないかと思ってます。
2011-12-26
『新キャラ紹介』
とりたいってばよ！ダンゾウが来なくなって久しい我が家ですが（でも元気にしてるみたい。先日見かけたので）、里外に新たなメンバーが加わっています。前にも書いたかもですが、痩せていて色白で、近所中に響き渡る嗄れた大声で鳴く女の子なので、オロ子と命名しました。首輪にはもっと可愛い名前が刻印された札が下がってますが、塀を越えてこの里に来る子は便宜上(？)強制的に違う源氏名になります。
オロ子は二軒隣の子とわかってはいるのですが、最近になって同じ火影様の名前入り首輪を下げた、真っ黒な手下まで連れてくるようになりました。（ちゃんと手下にエサを譲ってあげたりしてて偉い）オロ子よりはシャイで年下みたいなので、カブトにしてます。
写真は夏によく見られる光景。必ず３匹で大騒ぎになるのですが、これは右のなるちょの興奮ぷりが面白いです。ヤツなりに「何とかして違う角度から襲いかかってやろう」と必死に目線を変えているつもりらしいのですが、なんも変わってないから。
振り上げた前足がガラスで滑って「スカッ、スカッ」となっている間に、トカゲ君は悠々と餌をとって去って行きます。
2011-12-23
『３ヶ月ぶりですね』
涼しいぜお久し振りです。また少し時間が出来たのでニャニャ班復活です。いつも覗いて下さっている方に一杯の愛と抜け毛を。
窓際のサスケ君、ようやく盗撮に成功です。今年の夏も分厚い毛皮を着ながらよく頑張った。節電なんて言葉を知らなくても、彼らはちゃんと電気無しで涼しく出来る方法を知ってるんですね。上ニャンもお年だから大丈夫かなと思ったけど、心配には及びませんでした。元気すぎていまだに下半身も暴走しまくりです。