2011-08-31

『受けの条件』

 国芳猫字「コ」


 4匹の中で飛び抜けて修行好きなサスケ君ですが、ちょっと不思議に思うことがあります。
 私には「遊べー遊べーー」と、それこそこっちが根負けしてやるまでしつこくしつこく猫じゃらしでの修行を要求するんですが(←しかも犬みたいに舌を出してハアハア言ってへたり込んでしまうまでやめない)、猫部屋で下ニャン3匹だけの修行が始まると、様子が一変するんです。

 多くの場合、「阿吽の呼吸で始まって、激しく追いかけ→追い詰めていき、一方が部屋の隅で防御の姿勢で唸り声をあげるのを、攻めの方が余裕の猫パンチで軽く弄ぶ」という流れなのですが、見ているとほぼ100%サスケが追われて唸る受け側なんです。(笑)

 普段は食っちゃ寝ばかりでどーんとしているなるちょや、だっこが三度の飯より好きというベタベタ甘えん坊のサクラに対してですら、なぜかどうしても下手に出てしまい、決まって追いかけられ追い詰められて、耳を倒して「フォーーー!」という威嚇の唸り声をあげているサスケ…。
 例え模擬実戦でも、その苦難の立ち位置じゃないと萌えないんだろうか。
 


2011-08-27

『辛抱タマラン時』

 国芳の猫字でいうなら「て」


 猫を飼っている方なら時折見かけるオモシロ不思議行動ってあるかと思うのですが。
 窓の外を、チョウチョや小鳥が飛んだりエサをつついたりしているのを見ると、「カカカカッ」とか「ケケケケケ」とかいう、変な鳴き方をしませんか?
 そのココロを雫変換器で翻訳すると「うひょおキタキタ見つけたどーーっ!」「取りてえ飛びついて思いっきり噛み付きてぇぇぇぇーー!」「でもどうやってーーっ!?」みたいな感じではないかと想像しています。
 要するに興奮とジレンマがちっこい頭の中で激しくせめぎ合って、自分でも今なにやってんのかワケわかんなくなってる感じ?(笑)
 だって本当に取りたかったら、静かにしてその場に伏せてじっとしてなくちゃ取れないはずなのに、いかり肩で目ぇヒン剥いて「カカカカカッ!」じゃ逆効果もいいとこだもんね。
 猫は病院で心拍数や血液の値を測っても、大抵の場合興奮の度合いが高すぎて殆ど意味をなさないそうで、とにかく無駄に興奮しいなんですよね。そのいい事例が「カカカカカッ」なんじゃないかと思ってます。



2011-08-23

『毛玉化を考える』

 体の左側の毛玉化が特にすごいぜ


 前から書いてはいますが、サスケの両後ろ足辺りの毛玉化が凄いです。1つが1cmくらいの固い玉になっていて、大きいものだと2cmくらいまで育っているのもあります。一体幾つあるか数を数えようとしたけど、15くらいいったところで何だか虚しくなってきてやめました。
 恐らくは元々が縮毛のうえ、日がな畳の上で寝ているので、コロコロと寝転がるたびにヨジヨジ撚れていってしまうんだろうと推測しています。でもそれなら猫カフェの長毛猫達はなんで毛玉化してないんだろう…。ブラッシング?やっぱブラッシングなの? 要するに飼い主の怠慢??あんなに(ほぼ)毎日梳いてやってるのにー???(ってそれしかないだろ…)

 でも当人は全く意に介してないようです。実はサスケ君が4匹の中では一番グルーミングが好きで、毎晩飽きもせずゴキゲンな様子で全身をくまなく舐め回しているナルシスト君なので、その本人がダントツで毛玉ってるというのが何とも皮肉なんですが。
 名前をサスケにしたことで、運命の糸ならぬ毛がもつれる定めになったんだと思うことにしておきます。



2011-08-18

『チン事』

 上ニャン、マタタビでラリラリ中


 昨日と一昨日の2日間、思わぬことに肝を冷やしてました。
 どうやら上ニャンのシモが痛むらしく、起き上がったりオシッコをしたり、その後シモを舐めてきれいにしたりする時、「にゃおおん」と鳴いてるのです。マタですよ、シモの話なだけに(…)また尿道に石が詰まって、痛みを引き起こしていた模様です。「男のホンネ〜」でも上忍のシモが災難にあってますが、そんなところまでシンクロせんでも…;;

 でも今度は詰まった石が小さかったみたいです。(オシッコも時間はかかるけど細く出ていたので)
 「よし、今日こそは病院だぞ!」と猛ダッシュで会社から帰ってきて様子を見てたら、全く鳴かなくなってる…?? 食欲もいつも通りで、おしっこに至ってはおおよそ猫のものとは思えないごん太のやつを勢いよくしてるので、どうやら石が排出された模様。

 雄猫で、10才以上で、去勢してる、室内飼いの、太り気味の猫が一番なりやすいとのことで、全項目フルコンプの上ニャンはエサにも気をつけてましたが、ひょっとすると下ニャンのエサの盗み食い(これも同じメーカのオシッコ詰まりに配慮したものだけど、若いギャル向けのなのでかなり旨いらしい)を5回に1回くらい黙認していたのが良くなかったのかも。
 明日からはまた厳しくいくから覚悟したまえ。



2011-08-15

『エサが無くなった日』



 サスケ:寝るときはなぜか「前にならえ」をせずにはいられないぜ


 二週間ほど前ですが、下ニャン達がいつも食べているエサが1粒も無くなってしまったことがありました。
 毎回通販で大袋を20キロほど大量購入しているのですが、その使い慣れたお店が、なぜか今回に限ってなかなか注文を受け付けてから後、発送してくれませんで。
 私もそういうこともあるかもしれないんだから、もっと早くに発注すればいのに、原稿にかまけてまだいけるよね〜なんて思ってたら、結果的には「今夜食べるエサが一粒もない!」という危機的状況になってました。連中は余程のことがない限り、決まったメーカーの決まったエサしか食べない(しかも専門店でしか市販されてない)ので焦った〜。

 で、もうどうしようもないので近所の動物病院に買いに行ったら、すんごい割高な小袋しかなくて、くそうでも買います〜と言ったところ、なんと「同じものが試供品がありますんで、それで凌いでは?」と、病院にあるだけの試供品をかき集めて持たせて下さいました。(涙)
 もちろんその病院に散々お世話になってたからこその配慮だったとは思うけど、持つべきものはかかりつけ医ですね。結局翌日にはエサが届いてやれやれでした。残った試供品は、次回エサが無くなったときの非常食にしようと思いますvv(オイ)
 


2011-08-12

『ダンゾウその後』

 体はヤワイぜ二つ折り携帯になるぜ


 冬の間、あれほど頻繁に我が家を訪れていたビックボイスダンゾウですが、その後だんだんと来なくなり、今では全く来なくなっています。とても人懐っこい猫だったので、心ある人の家で何不自由なく暮らしているのではと推測。

 そして最近ではそれと入れ替わるようにして、シャムの血が入ったスレンダーな美人さん(♀)が来るようになってます。この子は2軒隣のSさん宅のスズちゃんと名札で分かってはいるのですが、素敵なしゃがれ声なので勝手に「オロ子」と命名しています。(やっぱりビッグボイス。玄関前で激しく鳴かれるとちょっと恥ずかしい)

 オロ子の里は昼間誰もいなくなるらしく、日中は里外の涼しい場所でのんびりしているらしいのですが、小腹が減ってくると帰ってきた近所の住人一人一人に「アタシになんか頂戴〜vv」と熱心に声を掛けて回るので、すっかり有名猫になってます。
 ウチはダンゾウにやっていたエサがあるのでそれをあげてるのですが、我が家の50m以上前から張り込んでいて暗がりからいきなり飛び出してくるので心臓に悪いです。

 先月朝の4時頃原稿をやっていたら、突然玄関の引き戸が「ガタガダガタッ」と怖ろしい音を立てて揺れ始めて心臓止まりそうになったことがあるんですが、傘を掴んだまま恐る恐る玄関を開けてみたら、腹の減ったオロ子様がちんまりと座っていらっしゃいました。(そんな時に限って鳴かない)どうやら旅行か何かで里がクローズになっていたようです。

 最初は彼女の訪問を嫌がっていた下ニャン達も、最近では慣れたのかスルーモードになり、上ニャンだけが「あの〜オレとニャンニャンしませんか〜?(死語)」と引き戸越しに呼び掛けるだけになっています。が、もちろんオロ子は食事に夢中なので、毎回気持ちいいくらいスカッと無視されています。(笑)



2011-08-08

『上ニャン枯れてません』

 サスケ:クソっ、修行したいのに…

 とっ、届け…っ!!


 取るものは取ってしまっている上ニャンですが、歩く姿には老いを感じざるをえないものの(この半年で多少ヨタってきました)、お色気だけはビックリするくらい全く枯れてません。半野良から育て始めたので正確な年齢が分からないんですが、少なくとも65才はいってるはずなのに…すごいぞ!流石上ニャン!!アラ還の星!!

 下ニャンと一緒にしておくと相変わらず片端から押さえ込みに入ってはネコパンチを食らってるんですが、メゲる様子は全くなし。「去る者を追いかけ、来るものからは逃げ去る」というヘタレマイルールが、お達者ハツラツの元なのかも。



2011-08-06

『おひさしぶりです』


 オッス! アツイぜ


 下で「春休みを…」とか書いてましたが、もうすっかり夏ど真ん中ですねvv
 
 突然ですが半年ぶりにニャニャ班記録復活です。「こんな蒸し暑いときに見たくない…」というのもごもっとも!!ですが、時間が出来たので今のうちに上げていきます。
 週2−3ペースで連載や日記なんかの更新ともあまり関係なくゲリラ更新になると思いますが、なるべく涼を確保してから覗いてみて下さい。

 7月前半はエアコン無しだったのでとにかく暑くてちょっと可哀想だったんですが、鴨居に大きな扇風機を取りつけて暫くしたら急に涼しくなり、広げて伸ばした襟巻きみたいな寝姿も暫くは見かけなくなってました。が、またジリジリと暑くなってきましたね〜。どうやらウチでは室温30℃がロング襟巻き出現の目安みたいです。わかりやすいなぁ。

 でもその仰向け爆睡写真がなかなか撮れない…。デジカメを用意して猫部屋にこっそり近付いていくんですが、カメラを構えると電子音に反応してすぐに飛び起きて「なんだ、しゅぎょうか?」と寄ってくるので、決定的な所がお見せできないでおります。ネコのクセに…寝とれ!
 でも先日親戚の家に行ったら、わざわざお客の前にきて仰向けに寝転がって眠っている犬みたいな猛者がいてびっくり。あの子には信頼されてる(?)けど、ウチのはそうじゃないってことなんですかねぇ…;




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         ―― 2011年8月分ニャニャ班記 (2011年8月6日〜8月31日) ――